ウォーキングとは最高の運動である
健康のために簡単に始めることができる”ウォーキング”
コロナウィルス感染防止の観点や運動不足解消としても効果は広く知られていると思いますがまだまだ過小評価されている感があります。
生活習慣予防、ストレス解消、便秘解消、骨を丈夫にする…
歩くことは人間を豊かにし、心と体の健康を増大させる最高のギフトだと断言できます。
今回は普段あまり考えることのない「歩く」ということについて少し深掘りしていきます。
人間は歩くために進化した
生物は誕生してから進化を重ねてきました。
人間は進化の過程で二足歩行になり、モノを沢山運べるようになり、道具を使えるようになり、大きな脳を手に入れました。
他の動物と比較してもわかるように、脚と胴体を地面に対して垂直に立てた直立二足歩行を行うのは人類だけです。
現在の人類は約600万年前に直立二足歩行になったことがすべての始まりだと言えるでしょう。
特に、直立二足歩行になった人類が一番進化させた身体的機能は「骨盤」と「足のアーチ」です。
骨盤の役割
人間の骨盤は、おわんのような形になっており、直立した胴体の一番底で腸などの内臓の重さをしっかり支えると同時に、骨盤上部(「腰骨」にあたる部分)が広がってお尻の筋肉が大きく発達し、直立姿勢が安定したといわれています。
足部のアーチの役割
人類は400万年ほど前、気候変動によってサバンナのような平原で暮らすようになりアーチ型になったといわれています。
足のアーチは、平らな地面を効率よく歩くのに適した骨格で、
・体重を分散させる
・衝撃を吸収する
・踏み返し運動の補助
・立位バランス感覚
などの機能を持っています。
美しい立ち方
まずは基本姿勢である立ち方をマスターしましょう。
はじめに壁に背中をつけます。
①かかと、ふくらはぎ、お尻、肩甲骨、後頭部を壁に点でくっつける
②腰と壁に手の平が入る程度の隙間をつくる(拳が入るくらいでは反りすぎ)
③下腹を凹ます
④顎は引く
⑤お尻を軽くきゅっと締める
このようにくるぶし、ひじ、肩、耳が縦一直線に揃うのが正しい立ち方です。
この美しい立ち方の感覚を覚えたら今度は壁を使わずに立ってみましょう。
①両足の踵をつけ、つま先を 30 度程開きます。
②両腕を上に伸ばし、精一杯背伸びします。
③そのままの態勢で静かに踵だけ地面に下ろします。
④ 両腕は頭、肩、カラダの側面を沿うように下ろします。
(※両手はしっかり指を伸ばし、両足に沿うように置きます)
⑤ 最後に頭の後ろから斜め上に引っ張られる感じで顎を引き、下腹に軽く力を入れる。
いかがでしょうか?息苦しいですか?
実感していただけるかと思いますが、腹筋、背筋を使いカラダが真っ直ぐに固定されているのがわかると思います。
もっと簡単なコツを言うならば、身体測定で身長を測る際の姿勢を思い出してください。
誰しも 1mm でも背を高くしたいと背筋を伸ばしますよね?
あの要領で、体を伸ばし頭から紐で引っ張られている感覚で立ちましょう。
一日中この姿勢を続けるのは辛いと思うので、気がついたときにこの姿勢を思い出して少し行ってみてください。
だんだんと体がバランス良い姿勢を覚えて楽にできるようになります。
美しい歩き方
ここではいつでもどこでも練習できる方法をご紹介いたします。
10cmほどの太さの線の上を歩くイメージで行ってみましょう。
(※意識しにくい人は実際に線のあるところで練習してみましょう)
①正しい立ち方で立ちます。
②右足を踏み出す際、つま先を少し外に向けたまま、足の裏の真ん中で線を踏むイメージで行う。
(※着地の際は必ず踵の外側から着地し、小指~拇指球~親指へと体重移動していく)
③左足のつま先で地面を蹴り、つま先を外に向けたまま、足の裏で真ん中の線を踏むイメージで行う。
④この後は繰り返し同じ歩幅で繰り返す。
※手の振り方は、腰から肩を回し捻るようなイメージで後ろに振ります。(反動で前に振れるイメージ)
腕を後ろに振る動きが二の腕の引き締めにも効果が期待できるため一石二鳥です。
注意事項
目線が下がる
歩くスピードが極端に速い
歩幅が極端に狭い
つま先が内側に入ってしまう
内股、大股、ガニ股、猫背、すり足
まとめ
いかがでしたでしょうか?
美しい立ち方や歩き方って結構辛いことがわかりますよね。
同じ立ち方や歩き方でも意識をしているかいないかで姿勢に大きな差が出ます。
慣れるまでは少し大変かもしれませんが、続けていくうちに意識しなくとも楽に歩けるようになってくるはずです。
歩くことは人間とってこれ以上ない最高の運動です。
長い距離を歩けるように進化した股関節と足のアーチの機能をちゃんと使って健康的な毎日を過ごしていきましょう。
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