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糖質は太りにくい!?

おせち

あけましておめでとうございます。

僕は毎年、12月から2月まで増量期に設定して意識的にたくさん食べるようにしています。
ですので、美味しい食べ物があふれる年末年始は大歓迎なのです。

お正月料理を考えてみると、
おせち、そば、もち、などあまり脂っこいものはありませんね。

しかし脂質が控えめな分、糖質はかなり多いです。

さらに味付けも甘辛いものが多いので更に糖質がプラスされています。
ダイエット中の方はお正月太りが気になりますよね。

ところがトレーニングを日常的に行っている方、筋肉量の多い方は糖質を多く摂ったからといって体脂肪が増えることはまずありません。

これにはインスリンヒエラルキーというものが関係しています。

糖質を摂って血糖値が上がるとインスリンが出て血糖値を下げます。
下がった血糖は各組織のエネルギー貯蔵タンクに送られます。
この時、送られる優先順位は 筋肉>肝臓>脂肪 の順になります。

なので筋肉と肝臓のタンクに収まる量の糖質なら脂肪にはなりません。
ところが運動していない人の場合、筋肉にも肝臓にも十分グリコーゲンとして糖質が蓄えられた状態になっているのでインスリンヒエラルキーは逆に働いてしまいます。

大事なのは1日の中で炭水化物を1番多く食べる食事の前に強度の高いトレーニングを行うこと。
そうやって筋肉と肝臓のエネルギータンクを減らしておけば体脂肪の蓄積を防ぐことができます。

食事の前(3時間以内)に運動ができないときは早朝~午前中までに運動するようにしましょう。

当然、カロリー収支がプラスなら体脂肪が増えますがメンテナンスカロリーを守ってさえいれば糖質はむしろちゃんと摂りたい栄養です。

寒い冬は基礎代謝が上がりダイエットしやすい時期です。
ですが美味しいものや外食が増える時期でもありますね。そんな時は、

食べる前に筋トレ!!

これが脂肪を付けない効果的な方法です。
ダイエットしていない方も余計な脂肪は付けないほうがいいですから、この点を意識してみてくださいね。

2020年も理想のカラダを目指して積み重ねていきましょう。

それでは。



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