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アンチエイジング=筋トレ!?

アンチエイジングと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
いつまでも若々しくいるということでしょうか?捉え方は人それぞれですが、原則として健康でいなければアンチエイジングできませんよね。

そこで今日は筋力トレーニングが総合的なアンチエイジングとして最強!ということについてお話していこうと思います。

いつまでも動ける身体に!

20歳過ぎると、筋肉量は年々約1%ずつ減っていくと言われています。筋肉は身体を動かすためにあるので、減っていくと当然身体は動きにくくなります。
動きにくくなるとどんどん動かなくなってさらに筋肉が減っていく…という負のループに対抗できるのが筋力トレーニングです。

欧州心臓病学会誌の研究では、65歳以上の男性が週3回の筋トレを行った結果、筋肉量が5.5%増加、体脂肪率が2.7%減少したことが報告されています。
メイヨー・クリニックの研究では、80歳以上の高齢者が筋トレを行った結果、筋力が15%、歩行速度が10%向上したという結果が出ている。

病気のリスクを減らす!

筋力トレーニングは、糖尿病や高血圧、心疾患などの生活習慣病や慢性疾患のリスクを低減する効果が明らかになっています。

筋肉量を増やすことでインスリンの感受性を高め、血糖値のコントロールを改善する。
また、血流を促進することで高血圧や心疾患のリスクを減らし、継続的に行った場合は体脂肪減少により循環器系の疾患リスクも低減できます。

アメリカ糖尿病学会の研究では、2型糖尿病患者が筋トレを行った結果、糖尿病薬の服用量を25%減らすことができたという結果が出ている。
ハーバード大学の研究では、50歳以上の男性が週3回の筋トレを行った結果、心疾患のリスクを40%軽減することができたという結果が出ている。

ホルモンバランスも整っちゃいます!

筋トレは、成長ホルモンやテストステロンなどのホルモン分泌を促進します。
これらのホルモンは、筋肉の成長や修復を促すだけでなく、骨密度や認知機能の向上にも効果があり、さらにストレス解消効果も期待できるのです。

筋トレは、筋肉から「マイオカイン」と呼ばれる物質を分泌させます。
このマイオカインは、ホルモンバランスの調整、認知機能の向上、抗炎症作用など、様々な効果を持っています。

ピッツバーグ大学の研究では、うつ病患者が筋トレを行った結果、抗うつ薬の服用量を30%減らすことができたという結果が出ている。
デューク大学の研究では、高齢者が筋トレを行った結果、認知機能が10%向上したという結果が出ている。

また美容に関心を持つ方々にとって、筋力トレーニングは単なる筋肉をつけるだけの運動ではありません。
実際に、筋力トレーニングは美容への多くのメリットをもたらすことが科学的に証明されています。
次のページでは、筋力トレーニングがもたらす美容へのメリットと、それが生活や食事にもたらすポジティブな変化について探ってみましょう。

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