あなたにとって人工甘味料は敵?味方?
皆さんは人工甘味料について意識したことはあるでしょうか?
減量の時期は、ゼロカロリー系のゼリーやジュースで空腹を紛らわす方も多いと思いますがよくよく考えてみると、
人工甘味料はプロテイン、BCAA、EAA、プレワークアウトなどに含まれているためトレーニーはダイエット中でなくても意外と摂っているのです。
もし、何とも言えない不調を感じているとしたら、それは人工甘味料の摂りすぎが原因かもしれません。
今回はそんな人工甘味料のメリット、デメリットについてお伝えします。
人工甘味料のメリット
メリットはやはりカロリーゼロ。
僕も減量時にはお世話になっています。
というかご褒美としてのカロリーゼロ商品がないと精神的に大会コンディションまで絞れません…
カロリーゼロと表示されている商品は食べると太る!なんて情報を見かけたりしますが、単純にその商品自体で太ることはありません。
安全性について心配される方が多いですが、食品添加物は多くの試験を行い、毎日摂取し続けても影響が出ないと証明された物質と量においてのみ、使用が許可されています。
例えばアスパルテームについては、一日摂取許容量は40mg/kgなので、体重50kgの人の場合は毎日2 gまで摂り続けても問題ないレベルです。
アスパルテームの甘味度は約200ですので、砂糖に換算すると400gに相当します。
超甘党の大食漢でない限り心配は不要です。
人工甘味料のデメリット
結論から言うと、腸内環境を悪化させ、栄養の吸収に悪影響を及ぼす可能性があります。
7人の健康な男女に対しての実験で、普段は人工甘味料を摂らない人を集めて一週間だけサッカリンを飲んでもらいました。
容量としては体重1 kg 当たり5 mgを1日3回に分けて摂取。これはFDA(アメリカ食品医薬品局)が認めている安全ライン上限です。
その結果、7人中4人は腸内細菌(フローラ)が激変し、グルコース不耐症のレベルが上がってしまいました。※グルコース不耐症とは、糖質を処理する能力が下がってしまっている状態。その結果メタボや糖尿病の原因になる。
つまり、たった一週間飲んだだけなのに腸内環境が大きく変化し、脂肪が付きやすい状態になってしまったのです。
ところが7人中3人には全く影響がありませんでした。
これは腸内細菌の個人差によって、 影響を受ける人と受けない人がいるということです。
ゼロカロリー商品を活用して減量したことある方でお腹の調子に問題なかったという人は人工甘味料を心配する必要はありません。
しかし、お腹の調子が悪くなった方はご自身の摂取上限を見極める必要があります。
その上で出来る限り(減量など必要な場合以外)使わない方が良いと思います。
天然甘味料と糖アルコール
そこでおすすめなのが天然甘味料と糖アルコール。
入手しやすい代表的な糖アルコールはエリスリトール
天然甘味料でいえばステビアやラカンカになります。
ラカンカはウリ科の植物で、中国ではこれ自体が天然の甘味料として使われています。
例えば「ラカンカ」とエリスリトールを組み合わせた「ラカント」という甘味料は実験でインスリンを高めないことが示されています。
またステビアは南米で長年に渡って医療用ハーブとして使われていてインスリン抵抗性を改善したり、抗酸化作用によって肝臓や腎臓を護ったりする作用が期待できます。
商品の原材料を見て、甘味料としてステビアやエリスリトールしか入っていないのであれば、
少なくともアスパルテームやアセスルファムカリウム、スクラロースより安心ということは言えます。
ですので人工甘味料から天然甘味料や糖アルコールに変えられるものは変えちゃいましょう。
iHerbで買える人工甘味料不使用の商品!
iHerb(アイハーブ)はオーガニック商品やサプリメントが現地の価格で購入することが出来るサイトで、日本で購入するよりも2〜3割程度安く買うことが出来きます。
海外のサイトですが、完全に日本語対応されていて、英語を使う場面は一切ないので、はじめての方でも簡単に購入することができます。
ここで紹介しているものはすべて人工甘味料不使用です。
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まとめ
減量時のコカコーラゼロは美味しいです。やめられません。笑
僕の場合はゼロ飲料を1日1リットル飲むとお腹の調子が悪くなります。
ですので減量時はコカコーラゼロをご褒美に、他のプロテイン、BCAA、EAAなどは出来る限り人工甘味料の入っていないものを選ぶようにしています。
ボディメイクにおいて腸内環境は最も重要な要素になります。
摂った栄養の吸収や代謝が正常に行われないと筋肉も増えない、脂肪も減らないとなってしまします。※ここについてはまた今度詳しく記事を上げます。
しかし現代の生活で人工甘味料を全く摂らないのはかなり難しいです。
過剰に神経質になり、ストレスが溜まってしまったらそれはそれで腸内環境を悪化させますから、
あまり気を使いすぎず選べるものは天然甘味料や糖アルコールを選択するようにしてみてください。
それでは。